プロトタイプをつくろう!-ステップアップDay3クイックレポート-

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9月2日、思いつきをビジネスにする「ステップアッププログラム」のDay3を実施しました!

Day3のテーマは「プロトタイプ & テストの実施方法」
北欧系ストラテジックデザインファームの元代表でもあるGOB-IP櫻井 亮さんにファシリテーターとして進行いただきました

今回のテーマは、各自が検討している「アイデアを実際に形にして世の中に試してみるためにはどうすればよいか?」
ダーティープロトタイプ(簡単な試作品)やMVP(最低限の価値を持つ製品)の開発と、そのテストを実施していきました

■今回の流れは以下の通りです
①カスタマージャーニーの設計
②サービスプロトタイピングの設計
③プロタイプ準備
④メンバーに対するテスト・フィードバック

■プロタイプとは?
リーンな事業開発の中では、プロトタイピングが非常に重要視されます
早く失敗して方向性を変え、バリエーションをチェックし、徐々に完成度を高めていくことがその目的です
特に製品やサービスの開発は、フェーズが後ろに行けば行くほど細かい仕様の決定が必要であり、同時にお金もかかってきます
まずは粗くても良いので、時間をかけずにコストをかけずに製品やサービスを作ってみることが重要です

■なぜプロトタイプを実施するか?
プロトタイピングには他にも以下の3つの目的があります
①アイデアを具体化するため
-頭の中にあるアイデアをユーザーに見てもらうために
②事業の価値検証を行うため
-アイデアを作っている者同士では分からない価値を見出す、問題点を見つけてもらう
③オペレーションの構築
-製品やサービスをどのように提供するのかの導線を考える

これらを目的にしながら、“start rough and rapid”「多少雑でも早く進める」の考え方で、こだわりのあるポイント以外はおおざっぱに素早く作っていきます

■価値検証とは?
本格的な製品やサービスを世に出す前に簡易的なプロトタイプで価値を検証すると、開発が有効に進みます
開発者だけの観点から見て完璧なものを出した時に、それが世に受け入れられるものになっているかは分からないですよね。そのため、まずはコストをかけず簡易なもので検証をして、修正を図る

■プロトタイプ&テストを実施するにあたって最初にやるべきこと
①カスタマージャーニーの作成
まずはカスタマーの経験を見える化していきました。
「カスタマーの経験を支えるタッチポイントを設計する」ことは、顧客とどんな接点を持ち、その時の顧客の心理はどうなるのか、どのような一連の経験をするのかをデザインすることにつながります

②サービスブループリントの作成
その次にカスタマージャーニーをサービスブループリントまで昇華していきます
“サービスブループリント”とは、サービスにまつわる顧客の一連の体験を、フロントエンド(顧客とのタッチポイントとなる部分)、バックステージ(顧客には見えない舞台裏)に分けて、図で表現する手法です
ユーザーの視点で、カスタマーの経験を支えるタッチポイントを設計することにより、どう設計したら次の行動に移ってもらえるかを考えていきます

■テストの実施
今回は4人1グループに分かれて、1人10分のテスト後、他の3人のグループメンバーあからプロトタイプに対するフィードバックをもらっていきました
次に実施するデモデイでは、プロジェクトに参加していない外部の方に向けてのテストを実施するため、より分かりやすく、見てもらって/使ってもらって伝わるプロトタイプが必要です
当日に向けて相互に簡易的なテストを実施し、プロトタイプを検証していきました