スタートサロン第4回を開催いたしました!

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去る11月25日、01を生み出すチャレンジをサポートする『KOCHI STARTUP PARK』の第4回目となるサロンを行いました!

先月末に前期の総まとめとなるデモデイを行い、今回は後期のスタートとなるコンテンツです!

そのホットな様子をお伝えします.

 

今回はなんと、午前と午後通しで行われた非常に盛りだくさんなプログラムでした。

午前はKOCHI STARTUP PARK、トサベン、四万十ビジネスプランコンテストという高知県内で活動する3つの団体が共同実施で、事業開発経験者のトークを聞いて自身のマイプロジェクトを検討するというワークショップを行いました。

午後はKOCHI STARTUP PARK単体でのプログラムを行い、「起業体験ワークショップ」と題し、起業や新しくビジネスを立ち上げていく際の要点をゲーム感覚で濃密に学んでいきました。

さて、早速午前の部がスタート。今回は「場づくり」に取り組まれている各ゲストに、それぞれのスタンスから「場づくり×ビジネス」というテーマで語っていただきました!

まずお一人目は、KOCHI STARTUP PARKのサブコーディネーター・メンターとしてもお力添えいただいているNPO法人 SOMA 代表理事 瀬戸昌宣さん。

サードプレイスのあり方について、都市部と地方の違いに触れながらわかりやすく解説していただきました!

そしてお二人目は、学生でありながら実際に「OUCHI」というコ・リビングスペースを立ち上げ、運営されている竹崎美美羽さん。

若くして現在進行形で場づくりに挑まれている竹崎さんだからこそ語れる等身大のぶっちゃけトークに、会場の雰囲気も温まります。

最後は、GOB Incubation Partners 取締役でKOCHI STARTUP PARKのコーディネーターである滝本 悠より、「場がビジネスを生む仕組みづくりのポイント」というテーマで講演がありました。

場づくりのビジネスを志す人は多いものの、意外と難しいのが実態。そこで場づくりに挑む人は「ユーザーに強烈な感動体験を与えられるか」「新規性と親和性の両方を備えているか」「互恵文化で成り立つストーリーが構築されているか」「まず来てもらう、次に来続けてもらう」の4点に注力しなければならないとのアドバイスを送りました。

これらのゲストトークを踏まえ、KOCHI STARTUP PARKサブコーディネーターの須藤順さん進行のもと、プロジェクト検討会を行いました!

参加者の皆様は、先の講演で知的好奇心を刺激されていたのか、堰を切ったように自身のプロジェクトを表現し、周りの参加者と話し合ってコメントをし合っていました。

 

お昼休憩を挟み午後の部もスタートします。まずはアイスブレイク。

チームごとにペーパータワーを作って高さを競いました。しかし糊もハサミもなくA4の紙だけで自立する塔を作るのは至難のもの。丸めたり、折ったり、重ねたり…さまざまなトライ&エラーを繰り返しながらタワーを作る中で、新規事業を作ろうとするときも「思考してから行動」するのではなく、「行動しながら思考・修正」していくことが大切であると学びました。

チームの一体感も強まったところで、いよいよワークショップに入ります。

本日は「高知に新しいコワーキングスペースをつくる」というテーマで起業に取り組みます。

予算、人手、期間など与えられたリソースの中で、次々とやってくる「アイデア創発」「ビジョン策定」「ニーズ把握」「ビジネスモデル構築」「プレゼンテーション」など様々なハードルを乗り越えながら事業を展開しなければなりません。

アイデア創発のステップでは、まず自分たちが日頃感じる不満や不都合に目を向けることで、「こんなコワーキングスペースがあったらいいな」の種を見つけます。

「堂々とサボれるコワーキングスペースがあったらいいよね」「子どもを連れてこられる公園のようなオフィスがほしいな」などユニークな発想が飛び出しました。

さらに、そうしたアイデアのプロトタイプを身近な工作用具で作成することに挑戦しました。

工作して目に見える・手で触れる形にすることによって、イメージが具体的になるだけでなく人に意見をもらいやすくなるので、サービスの改良に大きく近づきます。

次は、他者を巻き込んだり挫けずに事業を推進したりするために欠かせない、ビジョンの策定に取り組みます。

ユニクロ、任天堂Wiiなど誰もが知っている優れたサービスには、優れたビジョン/ミッション/コンセプトが備わっています。そうした例を参考に、それぞれのチームが独自のビジョンを作りあげました。

 

しかし、こうしてアイデアとビジョンを持っていても、使ってくださるお客さんにニーズがなければ価値を届けることができません。

そこで、ニーズ把握のステップでは、ペルソナシートを埋める形でたった一人の顧客像を作っていきました。

よいペルソナシートを作る際のポイントは、その対象者の志向性や価値観がありありと浮かび上がるように、あらゆる情報を書き込んでいくこと。実際の新規事業開発の場では、そのために徹底的にインタビューしたり観察したりすることもしばしばです。

さて、こうして顧客ニーズを把握してアイデアを修正したあとは、お金を稼ぐ仕組みすなわちビジネスモデルを考える必要があります。

そのために使われる手法として代表的なのがビジネスモデルキャンパスというもの。

収益を上げるための収益モデル、価格設定、かかるコストの洗い出し、シミュレーションモデルの構築など考えなければならないことはたくさんありますが、どれもアイデアをビジネス化するためには欠かせないステップです。

これらを一つずつ考えていくことで、想いと数字との整合性が取れた事業となり、より多くのお客様をハッピーにする事業に近づきます。

直接課金モデル、フリーミアム、第三者課金モデル、などなど世の中のサービスが行なっている収益の上げ方の一定の型を学んだのち、自分たちの検討するコワーキングスペースが導入可能なモデルを検討したり、運営する際にかかってくるコストの構造を考えていきました。

それらを踏まえ、今まで検討してきたターゲット、価値、収益モデルなどをまとめていくことでビジネスモデルキャンパスが出来上がります。

しかしこれだけで事業推進は終わりません。

ときには投資家や顧客、業界関係者の前でプレゼンテーションを行わなければならない時もやってきます。

自分たちのアイデアを理解し、そして魅力的に感じてもらうために、徹底してわかりやすいプレゼンテーションを心がける必要があります。

今回は主としてアイデア創発のステップで作成したプロトタイプとビジネスモデルキャンパスに書き込んだ項目を元に発表を行いました。

チームごとにお互いフィードバックをし合い、今回の起業体験ワークショップのステップは全て終了です。

あらかじめ与えられた条件や時間の少ない中、協力して面白いビジネスを生み出すことができました。

 

KOCHI STARTUP PARKでは、12/9(土)、12/23(土)に開催するスタートサロンの他にも、オフィスアワーやステップアッププログラムなど様々なコンテンツを用意し、皆様の挑戦を支援しております。

ぜひ今後のイベントにもお越しくださいませ!