「こうちスタートアップパーク 起業アイデア創出ワーク」を開催しました!
11月11日、こうちスタートアップパーク「起業アイデア創出ワーク」を開催しました。今回は「起業アイデアを生み出そう」をテーマに講座を実施。高知県内外から参加いただきました。
「自分で何か始めてみたい」という方や、「起業を通して社会に貢献したい」など、自分が持っている起業アイデアをもっと具体的に考えたいと思っている方が集まりました。
初めてこうちスタートアップパークのセミナーに参加された方も多く、最初は緊張気味の方もおられましたが、同じテーブルに座った方同士で自己紹介をした後は、参加者のみなさんもリラックスした様子で、終始和やかな雰囲気でセミナーが進んでいきました。
はじめに、「起業を知る」をテーマにアルファドライブ高知のメンバーでもあり、合同会社とまり木Founderでもある篠田善典氏が講師として登壇しました。篠田氏の明るい雰囲気で話しが始まり、5年前に開業届を出してからの道のりの話があると、参加者も将来の自分に重ね合わせて聞いている様子でした。5年前に開業届を出して、今は宿を何軒も運営しているので、起業のアイデアというのはどんどん変わる、ということを実体験を交えて教えてくれました。
篠田氏は、これまでゲストハウス運営や宿泊業のコンサルティングなどを手がけており、アルファドライブ高知でも新規事業に関する相談を多く受けているため、起業の体験と起業支援の両面で話をしてくれるので、参加者の方もメモを取り、うなづきながら、納得感を持って聞いている様子が伝わってきました。
また、「起業は生き方」であり、生き方であるため自分はどのように生きていきたいかは自分で決める必要性があると話してくださいました。今、起業支援はたくさんあるけれども、その多くの支援でもみなさんの生き方を決めることはできないので、ぜひ生き方は自分で決めてほしい、ということを伝えてくれました。
個人ワークでは、自分の事業で、スモールビジネスを目指すのかスタートアップを目指すのか、またどれくらいの売り上げをどれくらいの期間で達成したいと思っているのか、考えてもらいました。
「“Will”と向き合う」のパートでは、「あなたが本当にやりたい事業ですか?」ということを自分に問いかけてほしい、と伝えてくれました。「儲かりそうだから」「高知でやっていないから」はきっかけとしてはいいけれども、続けていくために、自分がやりたい想いを大切にしてほしい、と考え方を教えてくれました。
その後、休憩をはさんでワークショップのパートがスタート。「自分を知ろう」ということで、自分のwillを見つけていく個人ワークを実施。個人ワークシートを使って、自分の人生の棚卸しをしていきました。人生を振り返り、出来事から大切だと思った価値観を言語化していきました。
その後「みんなを知ろう」では個人で振り返り大切にしている価値観や自分の心に残っているエピソードを同じテーブルの方に伝えていくワークを行いました。エピソードを相手に語るというストーリーテリングの手法を使って、自分の考えていることを言葉にする練習をしてもらいました。
参加者からはお互いのエピソードに対して、深掘りする質問が投げかけられ、さらに自分の価値観を明確にしていきました。
休憩時間中もお互いに話し込むなど、みなさんが自分の想いを伝えたい、せっかくの出会いを大切にしたいという気持ちが伝わってきました。
続いて、書き出した大切にしている価値観を、今取り組んでいるお仕事や、今後やってみたい仕事に関係させて、もう一度書き出し、伝え合うワークを行いました。
講師の篠田氏からは、今日のセミナーのワークのように自分の「やりたい」想いを誰かに伝え続けることが大切であると話がありました。
そして最後には、参加者のみなさんで自分の起業の日を決めて、お互いの感想を述べあいチェックアウトをし、テーブル同士で和やかな雰囲気で終わることができました。
終了後、参加者からは
「起業をしたいと思っていたけれども、もっと話をして具体的に考えていきたい」
「皆さんの価値観がそれぞれ違っていて、すごく興味深かった」
「今日は参加して本当によかったです」
といった声を聞くことができました。
今年度の起業アイデア創出ワークはこれで終了となります。ステップアップ講座として、連続講座の起業アイデアブラッシュアップコースが12月にスタートしています。
「自身の経験を生かし、ビジネス化したいテーマはなんとなくあるが、進め方が分からない方」
「起業したいと強く思っているものの、”どんなビジネスをするのか”が定まっていない方」
「起業に興味はあるけど、何をすればいいか分からない方」
このような方に特にオススメの講座となっております。
起業アイデアブラッシュアップコースが終了した際には開催レポートを掲載しますので、ぜひ、講座の雰囲気を感じてください。