5月22日(日)「起業入門セミナー~地域資源×社会課題~」を開催しました!
5月22日、こうちスタートアップパークでは「起業入門セミナー」を開催しました。
今回は「地域資源×社会課題」をテーマに講座を実施。
高知県内の様々な地域からご参加いただきました。
まずはお互いの自己紹介や、本日の講座を受講した理由などを各グループで共有。
「課題を解決するために、起業をしたいけれど、何から始めていいかわからない」という方や、「社会課題に取り組むことで、地域を元気にしたい」など、地域資源×社会課題をテーマとした起業に興味のある方が多くいらっしゃいました。
最初は「起業は誰にでもできる」をテーマにした講演です。
「正しくやれば起業はだれでもできる。起業をするためにはまずは仮説を立て、顧客にヒアリングをする。
それを繰り返し行っていくことで、顧客に求められていることが明確になり、起業につながっていく」ということを参加者の方々にお伝えしました。
「自分自身の気持ちと向き合い、まずは行動することが大事」という言葉が参加者の心に残った様子で、参加者からは「好きなことを大事にしたい、とにかく行動することが大事だと学んだ」「講義を聞いてやる気がでた」などと起業への一歩を踏み出された様子でした。
次に、「起業までの道のり」をテーマにゲスト講演とパネルディスカッションを実施。
今回は おすそわけ食堂まどの店主である陶山智美さんを講師にお招きして、起業に踏み出したきっかけ、起業したときの苦労等をお話しいただきました。
小さな頃から農業に興味があり、農業を深く学んでいく中で、規格外になった野菜が大量に捨てられていることを知った陶山さん。
この食材を活かして何かできないかと考え、規格外の食材を活用して食事を提供する「おすそわけ食堂まど」を起業しました。
パネルディスカッションでは、「起業してよかったと思うこと」や「資金調達」という話を中心に深掘りをしていきました。
食堂を利用する保護者から「夜に子どもを受け入れてくれるところがなくて困っていた。ありがとう。」と感謝の言葉をもらったときは、起業して良かったと感じたそうです。
また、資金調達に関しては、「おすそわけ食堂まど」を運営するために必要な建物、食材はすべて地域の人のおすそわけでいただき、料理の提供も地域の人が手伝ってくれているとのことで、これを聞いた参加者は「人と人とのつながりが深い高知だからこそできる起業の良さ」を感じられている様子でした。
プログラムの最後には、グループ交流会を実施しました。参加者の方々は「今日のプログラムで感じたこと」、「今日一番の学び」、「セミナーの後に活かせると思ったこと」といった点について話しました。
学生から社会人の方まで、自分がこれからやっていきたいことについて、グループ内で意見交換をしており、起業を宣言した方もおられました。
終了後、参加者からは
「実践という言葉が心に残りました。何かを始めるためには勇気が必要で、とりあえずやってみるということを学びました。」
「顧客と対話して掘り下げていくことの重要性を学びました。」
「もっと積極的に行動しても良いのだなと思いました!」
といった声を聞くことができました。
次回の起業入門セミナーは8/27(日)に開催予定です。
「起業に興味はあるけど、何をすればいいか分からない方」
「キャリアの選択肢として、起業について考えてみたい社会人の方」
「学生のときに自分のやりたいを実現させたい方」
このような方に特にオススメの講座となっておりますので、皆様の参加をお待ちしております。