11月5日(土)「起業入門セミナー~場づくり~」を開催しました!
11月5日、こうちスタートアップパーク(KSP)では「場づくり」をテーマに「起業入門セミナー」を開催し、高知県内の様々な地域からご参加いただきました。
まずは、アルファドライブ代表取締役社長兼CEOの麻生要一氏による「起業は誰にでもできる」をテーマにした講演です。
「正しくやれば起業は誰にでもできる。起業をするためには、まずは仮説を立て、顧客にヒアリングをする。
それを繰り返し行っていくことで、顧客に求められていることが明確になり、起業につながっていく」ということを参加者の方々にお伝えしました。
講演の中でお話いただいた「ゲンバとホンバが重要だ」という言葉が参加者の心に残った様子で、
参加者からは
「現場と本場、の大切さを知りました。たくさん現場に行き、本場に向かいたいと思います。」
「行動あるのみだと感じました。」
などのお声があり、起業への一歩を踏み出された様子でした。
次に、「起業までの道のり」をテーマにゲスト講演とパネルディスカッションを実施。
今回は一般社団法人nosson代表理事、NPO法人日高わのわ会理事の小野加央里さんを講師にお招きして、起業に踏み出したきっかけ、起業したときの苦労等をお話しいただきました。
東日本大震災をきっかけに日本各地でボランティアを始め、ボランティアで高知を訪れたことを機に高知の自然の美しさ、人の温かさに魅力を感じ高知に移住をした小野さん。
日高村の地域おこし協力隊を経て、日高村に宿泊施設がなく、地域の人と外の人が交流できる拠点を作りたいと考え、宿泊施設を立ち上げ、地域商社を設立されました。
現在は交流拠点「eat&stayとまとと」の経営、ふるさと納税業務、関係人口創出事業を行っており、小野さんはWILLを突き詰めていくと本当にやりたいことにつながっていくと参加者に話しておられました。
パネルディスカッションでは、「とまととに人が集まる工夫は何か」や「日高村の魅力」という話をはじめ、様々なお話をしていただきました。
とまととに人が集まる工夫に関しては、「日高村の人が作った作品を飾ったりと村民が”好き”を発表できる場所を作り、村民が主役になれる場所にしている。
その作品を見て、県外から来られた人が地域を感じられる場所にしている」と場づくりにおいて参考になるお話をいただきました。
また、日高村の魅力に関しては、日高村の村民自体が一番の魅力だと思おり、その魅力を発信できるように交流拠点を始めとした取り組みをされているとおっしゃられていました。
プログラムの最後に、グループに分かれて、簡単なディスカッションを実施しました。
参加者の方々は「セミナーで感じた“気持ち”の共有」「今日一番の学び」「セミナーの後に活かせると思ったこと」「セミナーの後に何をするか」といった内容で、意見交換を実施しました。
終了後、参加者からは
「これから何をしたいかが定まっていなかったですが、やりたいことができました。」
「顧客と出会うためのヒントが見つかり、今後の進むべき道の参考になりました。」
「起業するにあたって今まにをしなければいけないのかがわかりました。」
といった声を聞くことができました。
「起業に興味はあるけど、何をすればいいか分からない方」
「キャリアの選択肢として、起業について考えてみたい社会人の方」
「学生のときに自分のやりたいを実現させたい方」
このような方に特にオススメの講座となっております。次回は令和5年2月23日(水・祝)に開催予定ですので、皆様の参加をお待ちしております。