「Kochi Start-up Pitch」を開催しました!

 
写真:登壇者・審査員・協賛企業の皆さま

 

 2024年2月10日(土)、高知新聞社本社社屋8階特設会場において、高知県ビジネスプランコンテスト「Kochi Start-up Pitch」を開催しました。書類審査を勝ち抜いた高知県内で起業や新規事業展開を目指す12組が登壇し、高知県の課題解決・資源活用をテーマにビジネスプランを披露しました。

 


写真:コンテスト開会の様子

 

 当日は現地に協賛企業や報道機関を含む50名以上が集まり、またオンライン視聴者も30名以上と、大いに盛り上がりました。

 

 審査員には、株式会社高知新聞社の松井 直人氏、ミガロホールディングス株式会社の中西 聖氏、株式会社ギフティの鈴木 達哉氏、JPインベストメント株式会社の瀬尾 萌氏、KDDI株式会社の江幡 智広氏をお迎えしました。豪華な審査員の方々からの質問やアドバイスに、登壇者の方々は、緊張しつつも、嬉しそうな様子でした。

 

 ビジネスプランの発表は、学生部門6組と一般部門6組に分かれて行われました。

 

 学生部門では、県内外の学生たちが登壇し、自分自身の経験や研究テーマなどをもとにしたプランを披露しました。学生ならではといえる長期インターン・学生向けプロジェクト関連のプラットフォームサービスや、防災関連ビジネスなど、新鮮なアイデアが飛び出しました。

 

 発表を終えた学生たちは、審査員から具体的なフィードバックを受け、ビジネスプランのブラッシュアップに向けて取り組んでいきたいと意気込んでいました。

 


写真:大方高校 松井さんの発表の様子

 

 一般部門では、全国から集まった高知県にゆかりのある登壇者たちが、地域の子どもの居場所づくりや、特産品の開発など、高知県の地域課題に対し具体的な解決を目指すビジネスプランを発表しました。

 

 さまざまなビジネスを手掛けられている審査員からは、シビアな質問もありましたが、登壇者は真摯に受け止め、ビジネスプランのさらなる磨き上げや課題の解決につなげようと意欲的でした。

 


写真:川上さんの発表の様子

 

 また、休憩時間中は出場者同士が活発に交流し、互いのビジネスプランについてディスカッションしている様子が見られました。

 

 その後は審査員たちが登壇しパネルディスカッションを展開しました。「高知県の現状や課題」「地域資源を活用した事業展開の事例」から「起業家が直面する課題と成功事例」まで、幅広いテーマで議論が交わされました。特に事業展開における「継続力」の重要性については多く語られ、参加者たちは熱心に耳を傾けていました。

 


写真:パネルディスカッションの様子

 

 パネルディスカッション後の表彰式では、登壇者たちが緊張した面持ちで、最優秀賞・部門優秀賞・企業賞の発表を待ちました。受賞者たちの名前が呼ばれると会場では大きな拍手と喝采が上がりました。各受賞者には、審査員や主催者から期待と応援の言葉が贈られました。また、今回のイベントに参加した方々全員のビジネスプランにかけた情熱と努力が称えられました。

 

【受賞者紹介】

・最優秀賞 (賞金30万円)

  徳島大学  中井 洸我さん 「スーパーベビーシッター」

 

 中井さんのビジネスプランは、乳幼児の泣き声がどのような感情(空腹、睡眠等)で発せられているのかをアプリで可視化するアイデアです。産後うつの改善など、子育て支援全般に大きく貢献する可能性があり、審査員からは少子化を取り巻く国全体の課題にも寄与し、世界も目指せるアイデアであると高く評価されました。

 


写真:最優秀賞受賞の中井さん(右)と高知県産業振興推進部長沖本

 

・一般部門 優秀賞 (賞金10万円)

  とさ立志塾 下司沙織さん

 「未来を育むメタバースと自然体験の融合〜高知県の子供たちに学びの多様性を〜」

 

 とさ立志塾 下司さんのビジネスプランは、自然豊かな高知県の中山間地域に子どものサードプレイスを創設するアイデアです。近年少なくなってきた自然の中での学びや自ら体験する機会を創出し、さらにはそこにメタバースを導入することで遠方の子どもも参加できる仕組みづくりをするものです。審査員からは、高知県の資源活用と課題解決の両面に貢献が期待でき、現代に必要な要素のひとつであると評価されました。

 


写真:一般部門優秀賞受賞の下司さん(右)と審査員の瀬尾さん

 

・学生部門 優秀賞 (賞金10万円)

  高知工科大学 岡山 蒼衣さん

 「スマートグラス×AED ~新たな可能性の発見~」

 

 岡山さんのビジネスプランは、AED(自動体外式除細動器)にスマートグラスを標準装備することで、実際にAEDを操作する際に、ガイダンスに加え、スマートグラスを通して的確な場所にパッドを貼付することできるよう可視化するというアイデアです。審査員からは、そういった場面に遭遇した場合は、落ち着いて操作できなくなる可能性もあり、日本全体でも展開できるのではと評価されました。

 


写真:学生部門優秀賞受賞の岡山さん(右)と審査員の鈴木さん

 

以下は、各企業様から提供いただいた企業賞です。

 

・FVC賞(フューチャーベンチャーキャピタル株式会社 協賛)

 ビジネス化に向けたメンタリング支援 提供

 

  (株)hupodea 奥島 輝也さん

 「グローバル人材雇用の第一歩 外国人留学生専門マッチングサービス」

 ②徳島大学 中井 洸我さん

 「スーパーベビーシッター」


写真:FVC賞受賞の奥島さん(中)中井さん(右)とFVC社の石坂さん

 

・高知新聞社賞 (株式会社高知新聞社 協賛)

     高知新聞電子版「高知新聞PLUS DIGITAL」無料提供

 

  土佐和紙 井上手漉き工房 井上 貴仁さん

 「土佐和紙キャラバン」

 


写真:高知新聞社賞受賞の井上さん(右)と審査員の松井さん

 

・KOIB賞 (一般社団法人高知イノベーションベース 協賛)

  賞金30万円

 

  高知大学大学院 柳原 伊吹さん

 「高知出身・在住の学生と高知の企業をつなぐ 長期インターン・学生向けプロジェクト掲載プラットフォーム」

 


写真:KOIB賞受賞の柳原さん(右)と審査員の中西さん

 

・アドリブワークス賞 (株式会社アドリブワークス 協賛)

  起業支援コンテンツの無料提供

 

  全登壇者

  
    写真:アドリブワークス賞受賞の皆さんとアドリブワークス社の山岡さん

 

 イベント終了後、参加者からは「高知ならではの要素が盛り込まれ、ここからビジネスが生まれるワクワク感を感じた」「人脈を広げることや、新しい知見を得ることができるため起業に興味がある人に薦めたい」などの声が寄せられました。

 

 今回のビジネスプランコンテストは、地域の発展とビジネスの創造に向けた重要なステップとなりました。参加した方々は、皆さん独自のアイデアと情熱を持ってビジネスプランを提案し、地域のアントレプレナーシップの可能性を示しました。今後もこのような機会を通して、起業や新事業展開を目指す方の発掘と成長のサポートを継続していきます。